教室紹介

診療内容

消化管機能グループ

診療の特徴

消化管機能グループでは主にGERD患者や食道アカラシアなどの食道運動障害患者に対して、高解像度食道内圧検査(high-resolution manometry)、食道インピーダンスpH検査、内視鏡検査、食道造影検査などを施行し的確な診断や病態評価を行っています。またGERD患者に対しては酸曝露を抑制する因子として重要な唾液分泌の評価も行っています。これらの疾患に対して、診断から病態に基づく治療が可能な国内でも有数の施設の一つとなっています。近年本邦で増加中の好酸球性食道炎に対しても内視鏡検査や食道機能検査を施行し適切な診療を行っています。現在食道内圧検査は年間200例程度、インピーダンスpH検査は年間50例程度行っています。食道アカラシア患者に対しては内視鏡診断治療グループと協力しPOEM(経口内視鏡的筋層切開術)治療をこれまでに100例以上行っています。また現在は食道の機能検査に加えて、内視鏡下胃機能検査および直腸肛⾨内圧検査も⾏っており、⾷道疾患のみではなく全消化管の機能性疾患に対する診療・研究に取り組んでいます。

ページトップへ戻る